転職で中小企業を選ぶ4つのリスクは解消できる?!

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転職で中小企業を選ぶ4つのリスクは解消できる?!

大企業から中小企業に転職するのは、大きな決断です。

中小企業には、大企業にはない魅力やメリットがありますが、同時にリスクやデメリットも存在します。

大企業から中小企業に転職を考えているなら、リスクを十分に理解しておく必要があります。

今回は、転職中小企業を選ぶ4つのリスクについてくわしく解説します。中小企業に転職する前に、ぜひ参考にしてみてください。


目次

転職で中小企業を選ぶ4つのリスク

転職で中小企業を選ぶ4つのリスク
  1. 同じ役職なら給与が安い
  2. 人手不足や業務負担が大きい
  3. 社会的知名度が低い
  4. アットホームな雰囲気がある


転職中小企業を選ぶのは勇気のいることです。

新卒で大企業に就職したものの、転職を決断することはあります。あなたが仕事に熱心で夢や理想が大きいほど、挫折して仕事が嫌になることもあるでしょう。転職が当たり前になった時代でも、せっかく入社した大企業から中小企業に転職するのは勇気がいることです。

大企業から中小企業に転職するリスクを知り、運任せの転職活動にならないように対策しておくことが大切です。


同じ役職なら給与が安い

同じ役職なら給与が安い


転職で中小企業を選ぶことで、大企業と比べて給与や待遇などの条件が悪くなる可能性があります。

多くの中小企業は、大企業に比べて事業規模が小さいからです。事業規模が大きく利益が多い大企業は、給与や賞与を高く設定しています。

しかし、中小企業は、大企業と同じ水準の給与や賞与を出すことができません。また、中小企業は、福利厚生や研修制度などの人材育成に投資できる余裕がない場合もあります。

あなたが大企業出身で中小企業に転職した場合には、転職後のあなたのスキルアップやキャリアアップに必要な支援を受けられないかもしれません。

中小企業は、大企業のように与えられることよりも、自ら学びにいく姿勢が必要になると考えておきましょう。


中小企業でも給与や待遇がいいケースがある

中小企業に転職することで、給与や待遇が上がるケースもあります。

大企業は、学歴の高い人や頭の回転が速い人たちがたくさんいます。大企業の場合は、昇進するときの競争が激しく、昇進することなく1プレイヤーとして定年を迎えることも普通です。

中小企業でも年商50億円以上になってくると、大企業に近い給与や待遇の会社もあります。ライバルも大企業ほどではないこともあり、本気で仕事に取り組めば、早い段階で管理職に昇進するケースもあります。

同じ役職なら、大企業の給与や待遇とは差があったとしても、大企業の一般社員と中小企業の管理職以上を比較すれば、中小企業でも大企業と同等以上の給与や待遇になることがあります。


人手不足や業務負担が大きい

人手不足や業務負担が大きい


転職で中小企業を選ぶことで、仕事の量が増えたり責任が重くなることがあります。

中小企業は、ぎりぎりの人数で仕事をまわしているので人手不足ぎみです。ひとりでいろんな仕事をこなすことも当たり前で、業務負担が大きくなります。

たとえば、営業マンは営業活動に集中するわけではなく、伝票処理や配達、倉庫の段取りなど複数の業務を求められることもあります。

B to B(法人営業)の場合、大企業なら数千万円の仕事では断る強気な営業ができても、中小企業では数百万円の仕事の受注でも苦労することもあります。

また、中小企業にも隠れた優良企業はたくさんありますが、知名度が低いために求人に応募する人が少ないことが多いので、採用に苦労することもあります。

毎年一定数の新入社員を採用する大企業に比べ、中小企業は欠員補充のために中途採用しかしないケースもあります。いつまでも後輩が入らず、30歳を超えても若手扱いで幹事をしている会社もあります。


中小企業はあなたの存在が大きくやりがいがある

もし、あなたが大企業で自分がいなくても仕事がまわっていると感じているなら、中小企業に転職することで活躍のステージが用意される可能性があります。

中小企業は、複数の業務をこなすことが当たり前と言えば大変そうですが、いろんな仕事をこなすことができるので、仕事を点ではなく線として見ることができます。

大企業ほど事業部をわけていない中小企業は、社員ひとりあたりの存在が大きくなります。会社の売上の5%以上を任されるなど、責任は重くてもやりがいがあるのは中小企業の魅力です。


社会的知名度が低い

社会的知名度が低い


大企業に比べ、中小企業は特定の何かに特化していることが多く、世間一般には知られていないことがあります。

社会的知名度が低いと、自分の働いている会社の認知度が低いだけでなく、会社に対しての周囲の評価が低いことがあります。

たとえば、営業をしていても、大企業では会社名だけで信頼を構築できていたものが、営業マンを信頼しないと取引ができないケースや、新規取引の条件が厳しいなどのデメリットを感じることがあります。

大企業で働いているというブランドや大きな仕事をしているという誇りを捨てる覚悟が必要になります。

仕事以外の部分でも、社会的知名度が低い会社の場合、大企業ほど住宅ローンや金融サービスは優遇されないこともあるので注意が必要です。


中小企業は実力があれば活躍できる

中小企業は、あなたの実力が試されるステージです。

大企業のように、会社名だけで注文が取れることは少なく、お客様はあなたを信頼して初めて注文をしてくれることに喜びを感じることができます。

中小企業は、大企業以上にあなたの存在が大きくなります。あなたの実力が成果に反映されやすいのは、働きがいでもあり中小企業の魅力です。

もし、住宅ローンや金融サービスを利用する予定があるなら、おすすめは大企業のグループ会社です。大企業(親会社)と同じ条件で優遇されることもあります。


アットホームな雰囲気がある

アットホームな雰囲気がある


転職で中小企業を選ぶときは、大企業とは違う人間関係の悩みがあると考えておきましょう。

中小企業は、大企業より人数が少なく人間関係が密接です。デメリットは、変にファミリーのようなアットホームな雰囲気で、プライベートなことが社内に広まったり、人数が少ないことで、大企業にはないコミュニケーショントラブルがあります。

たとえば、昔気質の上司が活躍していることも多いので、「休む=悪」「残業=正義」の風習があるなどの中小企業ならではの暗黙の了解がまかり通る会社には注意が必要です。

大企業のような派閥はなかったとしても、一族経営などのひとりの存在が大きい場合には、派閥から外れた時点でチャンスがなくなることもあります。


中小企業は仕事のスピードが速い

中小企業は、仕事のスピードが速いのが魅力です。

大企業に比べ規模の小さい中小企業は、社長と同じ事務所で働く会社もあります。トップの顔が見えることで働きがいにつながったり、決裁までの時間がはやいことで仕事のやりがいがあります。

学歴派閥などの派閥が少ないので、仕事で評価されやすいのも魅力です。社長や部長などの役職者が近いので、仲間意識や信頼感が高まります。

大企業はひとりの社員に興味が集中しないですが、中小企業は社長や部長でも、ひとりひとりの社員の顔が見えています。

アットホームな人間関係は魅力でもありますが、公私混同にならないように仕事とプライベートの境界線をしっかりと引くことが大切です。


【まとめ】転職で中小企業を選ぶ4つのリスク

転職で中小企業を選ぶ4つのリスクは解消できる?!


転職中小企業を選ぶ4つのリスクを解説しました。

大企業から中小企業に転職することで、給与や待遇、社会的知名度に影響することがあります。「地位・名誉・お金」は、働く会社を選ぶときの重要な要素です。

でも、絶対に大企業がよくて中小企業が悪いということではなく、隠れた優良企業であれば中小企業でも同等の給与や待遇が期待できる会社もあります。

あなたの働き次第では、激戦区の大企業では難しかった役職を任されたり、管理職以上に昇進して給与や待遇がよくなることもあります。

仕事では、大企業よりも幅広い仕事を任されたり、決裁までのスピードがはやいのでやりがいを感じることができるのが中小企業の魅力です。

あなたが、大企業でくすぶっているなら中小企業への転職を視野に入れてみましょう。



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