面接で遅刻するデメリットは落ちるだけではない?!遅刻してしまうときに気をつけること

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面接で遅刻するデメリットは落ちるだけではない?!遅刻してしまうときに気をつけること

転職活動には、転職エージェントが欠かせませんが、エージェントを経由する分、面接で遅刻をすると大きなマイナスになります。

応募先の会社だけでなく、あなたを推薦したエージェントにも迷惑をかけるからです。

新卒採用ではないとはいえ、人気企業になると少ない募集枠に応募が殺到するため、中途採用でも1日に何人もの応募者と面接することもあります。

遅刻は5分でも許されません。他の応募者が時間通りに来ているのに、あなたが遅刻すれば採用される可能性はほぼゼロです。

今回は、面接で遅刻するとどうして落ちるのか、遅刻を防ぐためにどうすればいいのかを具体的に解説します。


目次

面接で遅刻すると落ちる5つの理由

面接で遅刻すると落ちる5つの理由
  1. ビジネスマナーを学んでいないから
  2. 時間の価値観が違うから
  3. やる気を感じないから
  4. 入社しても時間を守れそうにないから
  5. 仕事が遅そうだから


転職面接遅刻をすると落ちると考えておきましょう。

なぜなら、入社意欲があって本気で入社したい人は遅刻をしないからです。

たとえば、よくある遅刻の理由に電車の遅延があります。

もちろん、人身事故などで電車が1時間以上遅れるようなときは、連絡の仕方や面接で挽回できれば内定が出るケースはあります。しかし、15分程度の電車遅延で遅刻するようでは、内定をもらうことは難しくなるので気をつけましょう。


ビジネスマナーを学んでいないから

中途採用の場合は、社会人としての基本は身につけていることが前提です。

第二新卒であっても、社会人のビジネスマナーはできて当たり前と採用担当者は考えています。

人員補充の中途採用の場合、即戦力を求めている企業が多いので、試用期間(3か月~半年)に商品知識などの研修期間を長くとっている会社であってもビジネスマナーまで教えてくれる会社はありません。


時間の価値観が違うから

面接で遅刻することは、相手の時間を奪うことです。

応募先の会社の採用担当者に迷惑がかかるだけでなく、他の応募者にも迷惑がかかります。あなたが遅刻して面接時間が後ろにズレた場合、あなたより後に面接を受ける他の応募者の時間を奪うことになります。

遅刻は、あなたが自分の時間よりも他人の時間を軽視しているというメッセージです。時間の価値観が違うと、仕事や人間関係にもトラブルが起こりやすくなります。


やる気を感じないから

遅刻は、入社意欲が足らないか、第一希望ではないと受け取られます。

あなたが本気で入社したいと思っているなら、遅刻しないように計画を立てるはずです。面接官は遅刻者に内定を出すことはありません。時間を大切にするのは社会人としての基本です。


入社しても時間を守れそうにないから

面接に遅刻するのは、時間管理が苦手で、相手の時間を尊重しないということです。

相手の時間を尊重できない人が入社しても、入社後も仕事の期限や約束を守れません。自分の時間だけでなく、相手の時間に配慮できるビジネスパーソンを目指しましょう。


仕事が遅そうだから

遅刻は、自分の時間を管理できないということです。

仕事の段取りが悪く、計画性や判断力に欠けると思われます。 段取りが悪い人は、仕事のスピードやクオリティも低いことが多いです。 だから、採用担当者は採用を見送ります。


面接で遅刻しない3つの対策

面接で遅刻しない3つの対策
  1. 時間に余裕を持って行動する
  2. 事前に面接場所を確認しておく
  3. 交通機関の振替ルートを調べておく


面接遅刻をすると落ちるので、遅刻をしない対策をしておくことが大切です。

面接で遅刻をしないためには、余裕のある段取りと行動が重要になります。たとえば、「電車が遅れたら遅刻しても仕方がない」という甘い考えでは社会人として優秀とは言えません。

絶対に遅刻しないことは難しいかもしれませんが、あなたが最善を尽くしたかを採用担当者は見ていることを忘れないようにしてください。


時間に余裕を持って行動する

面接で遅刻をしないためには、時間に余裕をもって行動します。

面接会場の場所がわかっている場合でも、30分は時間に余裕をみておきたいものです。面接会場の最寄り駅近くのカフェで一息ついて万全の体制で面接を受けるのがおすすめです。

よく電車遅延が起こる沿線なら、もう少し時間に余裕をみておくのもひとつです。たとえば、あなたのライバルが電車の遅延があっても面接時間に間に合った場合、あなたに内定が出ることはないと考えましょう。

仕事ができる人ほど時間にはシビアです。時間にルーズな姿を見た時点で不採用にすることもあるので時間に余裕をもって行動しましょう。


事前に面接場所を確認しておく

面接に遅刻しないためには、事前に面接会場を確認しておきましょう。

過去の私の経験では、応募者が道に迷って30分以上遅刻してきたことがあります。その日の最後の面接だったので、しびれを切らして途中まで迎えに行ったのを覚えています。

応募者も遅刻したことに焦って、頭が真っ白な状態で面接を受けたので大変だったと思いますが、面接でも遅刻を挽回できるほどの熱意を感じることができず採用を見送りました。

内定を出したかは別にして、事前に面接会場を確認しておくだけで防げたミスだったのでもったいないと思います。


交通機関の振替ルートを調べておく

寝坊や道に迷うなどのあなたが原因の遅刻を防いだとしても、突発的に起こる公共交通機関の遅延は防ぎきれません。

時間の読みにくいバスだけでなく、電車移動であっても油断してはいけません。人身事故や車両点検は突然起こります。ある程度時間の余裕があったとしても、電車の遅延は1時間以上かかることもあるため、完全に防ぐことはできません。

単線の沿線じゃなければ、念のため振り替え輸送のルートも確認しておくと安心です。転職は、あなたがどれだけ準備をしてイレギュラーにも対応できるかが見られています。


面接で遅刻するとわかったときの対処法3ステップ

  1. 遅刻するとわかった時点ですぐに電話をする
  2. 遅刻することの謝罪と簡潔な理由を伝える
  3. 到着時間を伝える


どれだけ気をつけていても、想定外の理由で遅刻してしまうことはあります。

世の中に絶対はありません。自分が乗っている電車が人身事故で大幅に遅延することもあります。振り替え輸送など最善を尽くしても遅刻が確定するときは、すぐに対処することが大切です。

想定外のことに対して、あなたがどのような対処をするかは自己PRと同じです。正しい対処をした上で、面接で遅刻を挽回するような頑張りがあれば、内定が出ることもあるのであきらめないことが大切です。


遅刻するとわかった時点ですぐに電話をする

遅刻するとわかったときは、すぐに連絡をすることが大切です。

遅刻することをメールで連絡してくる人もいますが、メールでの連絡はおすすめしません。電話で連絡をすることが大切です。

人身事故などで電車が大幅に遅れるときは、一旦どこかの駅で電車が止まります。電車を降りてすぐに電話をしましょう。

エージェント経由でエントリーしている場合は、応募している会社だけでなく、エージェントの担当者にも連絡を入れておきましょう。


遅刻することの謝罪と簡潔な理由を伝える

遅刻することを伝えるときは、あなたの名前と面接時間を伝えて、採用担当者につないでもらいましょう。

遅刻をする事実と謝罪をしてから、遅刻する理由を簡潔に説明します。

遅刻の理由は嘘をつかないようにしてください。

たとえば、あなたが寝坊をしただけなのに、電車遅延を理由にするなどの嘘はバレます。採用担当者は、どれぐらい電車が遅延しているか確認していると思っておいてください。

採用担当者は、あなたが誠実な人間ではないと判断したら採用を見送ります。長く一緒に働くことを考えたとき、信頼できない人を採用するメリットがないからです。


到着時間を伝える

何時に到着できるかを伝えましょう。

採用担当者が、他の面接や予定が入っている場合でも、時間を変更して面接をしてくれることもあります。面接時間の変更など、採用担当者の指示に従いましょう。


面接で遅刻するとわかって対応が悪いとどうなる?

面接で遅刻するとわかって対応が悪いとどうなる?
  1. 面接で落ちる
  2. 転職エージェントのやる気がなくなる
  3. 優良企業に入社できない


大卒以上の正社員の募集で、「事前に電話も入れずに遅刻をする」、「遅刻するので落ちると思って連絡もせずに面接をすっぽかす」ビジネスマナーのレベルが低い応募者がいます。

学歴が高く仕事ができたとしても、ビジネスマナーなどの常識がない場合は、まわりにも迷惑がかかるため採用を見送ります。

遅刻をすることよりも、遅刻が確定した後の対応に気をつけるようにしてください。

遅刻に対して、あなたの対応が悪い場合は、応募した会社に落ちるだけではなく、エージェントからのあなたの評判も大きく落とすことになります。

遅刻をしてしまうときは、誠実な対応をしないと今後の転職活動にも影響するので注意しましょう。


面接で落ちる

遅刻をすることで、面接で落ちる可能性が高くなります。

遅刻の理由が、あなた以外の原因のもので、あなたが遅刻を挽回するぐらい面接で頑張ることができれば採用になる可能性はあります。

転職面接での遅刻は、大きな減点になると考えておきましょう。


転職エージェントのやる気がなくなる

遅刻をすることはもちろん、遅刻に対する対処が悪いと、転職エージェントがあなたの転職を支援する気がなくなります。

エージェントは、あなたと面談をして推薦状を書くなど、あなたの転職が成功するためのサポートをしています。あなたにマッチする会社にあなたを推薦して、面接時間の調整から、面接後のアフターフォローまでのサポートをしています。

あなたの対応が悪いと、転職エージェントの評判が下がります。一生懸命頑張っているエージェント担当者が、あなたを推薦したばっかりに評価を下げられるのです。


優良企業に入社できない

ビジネスマナーに問題がある転職希望者には、優良企業を紹介することはありません。

遅刻や遅刻後の対応が悪いと、エージェント担当者は、あなたに優良企業を紹介することはなくなります。あなたを紹介して、優良企業とのパイプに傷がつくことになるのは避けたいからです。


【まとめ】面接で遅刻すると落ちるだけじゃなく応援されなくなる

【まとめ】面接で遅刻すると落ちるだけじゃなく応援されなくなる


転職面接遅刻をしたら、落ちると考えましょう。

遅刻するとわかったら、あなたは、すぐに応募している会社とエージェントに、電話で謝罪と遅刻理由を簡潔に伝える必要があります。

面接に落ちる以上に怖いのは、エージェントや会社があなたに興味がなくなることです。あなたに最低限のビジネスマナーがないとわかれば、あなたに優良企業を紹介してくれる人はいません。

遅刻は時間管理ができていないのと同じです。面接の遅刻への対応は、今後の転職活動にも影響します。

遅刻することになっても、投げやりにならず誠実な対応を心がけましょう。



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