あなたは書類選考は通過できますが、面接になるとどうしても緊張してしまいます。初対面の面接官に好印象を与えることができないと、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。
でも、安心してください。面接官はあなたの敵ではありません。面接官もひとりの人間で、転職面接では第一印象に左右されることがあります。ビジネスマナーを守っているなら、あなたの魅力を伝えるチャンスはあると考えましょう。
今回は、面接会場に入る前にやっておく7つの準備をご紹介します。
転職面接にチェックしておく事前準備7つのポイント
- リュックは背負わず手持ちにする
- スマホの電源を切る(マナーモードにする)
- くつが汚れていないか確認する
- コートはたたんでかばんや手さげ袋にいれる
- マフラーや手袋などの小物はかばんに入れる
- ネクタイをきちんと締める
- 鏡で顔を確認する
転職面接では、社会人としての経験が問われます。
転職面接で大切なビジネスマナーは、第一印象を左右するだけでなく、面接官の目にも留まります。
ビジネスバッグの持ち方、クツの汚れなど、細かいところまで気を配ることができる人は、ビジネスパーソンとして信頼を獲得することができます。
人気企業への転職は競争が激しいと考えましょう。面接官に不利な印象を与えないように、ひとつひとつのポイントを押さえておきましょう。面接会場に入る前に、屋外で準備をしっかりと整えることが大切です。
リュックは背負わず手持ちにする
リュックスタイルは、今やビジネスシーンでもよく見かけます。
しかし、転職面接ではリュックを背負って入るのは避けましょう。手で持てるような2way、3wayバッグならまだしも、ファッション性の高いリュックは面接官に悪い印象を与えます。
面接会場に入る前に、リュックを手に持つようにしてください。ビジネスバッグを背負って面接に臨むのはマナー違反です。
ビジネスパーソンは、TPOをわきまえることが重要です。
たとえば、クレーム対応でビジネスパーソンが来たとき、リュックを背負ったまま謝罪をされたらどう感じるでしょうか。リュックはビジネスシーンで定着してきているものの、面接官の中にはリュックをマナー違反と考える人もいるので注意が必要です。
スマホの電源を切る(マナーモードにする)
転職面接のマナーとして、スマートフォンの電源を切っておきましょう。
マナーモードにしておけば問題はないが、静かな面接会場の場合、かばんの中でスマートフォンが振動する音が会場に響いてしまうので注意が必要です。。
30分~1時間の面接時間にスマートフォンの電源を切っておくことはさほど問題ではないはずです。転職面接では、いかに印象を悪くする可能性を減らせるかが大切です。
くつが汚れていないか確認する
意外に、面接官がチェックしているのは靴の汚れです。
高級な靴である必要はないですが、きちんと靴が磨かれているかをチェックされています。複数の面接官がいる場合、質問している面接官以外は、あなたの身なりをチェックしていると考えておきましょう。
面接会場に入る前に、靴が汚れていないか確認しておくだけで、あなたの印象はよくなります。
コートはたたんでかばんや手さげ袋にいれる
寒い季節の転職面接の場合、コートの取り扱いにも注意が必要です。
建物に入る前にコートを脱いで、かばんや手さげ袋に入れましょう。コートを着てオフィスに入るのはマナー違反なので注意してください。
あまり長いコートだとかばんに収納できないので、できればロングコートは避けておきましょう。
マフラーや手袋などの小物はかばんに入れる
寒い季節の転職面接では、マフラーや手袋の取り扱いに注意が必要です。
屋外でマフラーや手袋を外して、かばんの中に入れておきましょう。できるだけ荷物はまとめておくほうが、面接に集中できるのでおすすめです。
ネクタイをきちんと締める
転職面接はネクタイの締め方もチェックされています。
首元が苦しいシャツを着ていると、どうしてもネクタイをゆるめてしまいます。ネクタイは、きちんと締めていないとだらしない印象になるので注意が必要です。
ネクタイは、ディンプル(結び目の下のくぼみ)をつくるだけで、立体的で華やかな印象になります。転職面接では、ディンプルをつくる結び方がおすすめです。
鏡で顔を確認する
面接前の準備で忘れがちなのが、自分の顔を確認することです。
花粉の季節なら目やに、昼からの面接の場合は、口元のチェックをしておきましょう。あるいは、風が強い日なら、髪を整えておくことも大事です。
鏡に「ニコッ」と、笑顔の練習をしてから面接会場に入ると自然な笑顔を作りやすくなるので試してみましょう。
【まとめ】転職面接の事前準備で第一印象をよくする
転職面接には、事前準備が欠かせません。
事前準備をしっかり行うことで、あなたの第一印象はよくなり、面接官に好印象を与えることができます。今回は、基本的なマナーから意外と見落とされがちなポイントまで7つの項目を紹介しました。面接当日には、ぜひ確認してください。
マナーとは、TPOに合わせた行動です。あなたが着たい服よりも、面接官が気分を害さない服装を意識しましょう。
リクルートスーツ(就活スーツ)が必要なわけではありません。むしろ。若手ならリクルートスーツで問題ありませんが、中堅以上の転職では少し高級なスーツを着ると印象がよくなります。
TPOに応じて、「さりげなくオシャレ」をすることが、ビジネスパーソンのオシャレのコツと言えるでしょう。
転職面接で第一印象をよくするための7つのチェックリスト
- リュックは背負わず手持ちにする
- スマホの電源を切る(マナーモードにする)
- くつが汚れていないか確認する
- コートはたたんでかばんや手さげ袋にいれる
- マフラーや手袋などの小物はかばんに入れる
- ネクタイをきちんと締める
- 鏡で顔を確認する