転職面接で失敗しないためのマナーのコツ。面接官に好印象を残す方法とは?

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【転職面接】マナーが9割!面接官に好印象を与えるためのポイント

転職面接で、もっとも重要なのは、あなたの能力や経験ではありません。

面接官は、あなたの礼儀やマナーに注目しています。礼儀やマナーができない人は、信頼されません。逆に、礼儀やマナーができる人は人間性や品格が高いと評価されます。

礼儀やマナーは、一夜漬けでは身につきません。日頃から意識して習慣化することが大切です。

今回は、転職面接の入室から退室までの一連の流れで、どのように振る舞うべきかをお伝えします。


目次

【転職面接】建物に入る前のマナー

【転職面接】建物に入る前のマナー
  • コートを脱ぐ
  • 防寒具を外す


転職面接では、建物に入る前からマナーを見られている可能性があります。

面接官は、書類選考をしているので応募者の顔を覚えていることが多いです。面接前にすれ違っても、応募者は気づかないかもしれませんが、面接官は気づいていることがあります。

面接会場の建物の中には、面接官や将来の上司となる人がいるかもしれません。スキルだけでなく、礼儀やマナーを重視しておきましょう。面接前のあなたの態度が採用を決めるポイントになることもあると考えておきましょう。


コートや防寒具をかばんに入れる

転職面接では、面接会場に入る前にコートを脱ぎましょう。

コートは、建物の外かロビーで脱ぐのがマナーです。受付やエレベーターでは、他の人の邪魔になります。脱いだコートは、きれいにたたんで、かばんや手さげ袋に入れておきましょう。


【転職面接】受付でのマナー

【転職面接】受付でのマナー
  • はきはき明るく元気な声で挨拶をする
  • 姿勢を正して歩く
  • 案内をしてくれる人にも挨拶する


転職面接では、受付や案内係にも明るく挨拶しましょう。

受付や案内係は、あなたの態度や印象を面接官に伝えることがあります。受付や案内係を任されている人はあなたの先輩になる人たちです。敬意をもって対応しましょう。


挨拶の仕方

転職面接では、受付や案内係に、はきはきと明るく挨拶しましょう。

受付や案内係は、面接会場や待機場所に連れて行ってくれます。背筋を伸ばして歩くと、明るく自信があるように見えます。途中で出会った人にも「こんにちは」と挨拶をしましょう。


あいさつの仕方

「本日、〇時から面接を受けさせていただく〇〇(フルネーム)と申します。よろしくお願いいたします」


【転職面接】入室のマナー

【転職面接】入室のマナー
  • ノックは3回にする
  • 「失礼いたします」と言ってから入室
  • 扉を閉めるときは背中を見せないようにする


転職面接は、入室するときからマナーをチェックされています。

面接は、ドアをノックするところから始まっていると考えておきましょう。ノックの回数、入室するとき、ドアを閉めるときは、焦らず落ち着いて行動することが大切です。


面接の入室時のノックの回数は3回でOK

国際標準マナーでは4回ノックを推奨しているものの、面接の場合はノックは3回に省略することを標準にしています。

ノックは、1、2回目が空き室確認、3回目は入室確認の意味があります。絶対にしてはいけないのが、ノックを2回にしてしまうことです。2回はトイレの在室確認になります。マナーに厳しい面接官だと、ノック2回は減点対象になることもあるので注意しましょう。

ノックをするときは、ドアの向こうに伝わるようにしっかりとノックすることが大切です。4回でする場合は、「トントン、トントン」とわけましょう。

国際標準マナーが4回でも、面接では3回が通例になっているので、3回でノックするのがおすすめです。「どうぞお入りください」と言われてから、入室するようにしましょう。


入室の方法

「失礼いたします」と言ってから入室します。

扉を閉めるときは、できるだけ面接官に背中を見せないように意識することが大切です。後ろ手でドアを閉めないように注意しましょう。

緊張して動きが不自然にならないようにするには、落ち着いてゆっくりと行動することを意識しましょう。


【転職面接】自己紹介のマナー

【転職面接】自己紹介のマナー
  • 指定された場合はその通りに挨拶する
  • 指定がない場合は名前を伝えて挨拶する
  • かばんの置き方
  • 履歴書などの提出資料の渡し方


転職面接の自己紹介は、面接官によって挨拶の仕方を指定する場合があるので注意が必要です。

たまに、「お名前と住所をお願いします」と質問をしているのに、聞いてもいない自己紹介をダラダラと話す人がいます。

そんなに難しい質問をするわけではないので、丸暗記したことを話そうとせず肩の力を抜いてリラックスして挨拶をしましょう。

面接会場に入室したら、焦らずゆっくりと歩いて椅子の横に立ちます。

自己紹介をするよう言われることもあるし、座るように指示されることもありますので指示を待ちましょう。座るように指示された場合は、名前をフルネームで名乗って「よろしくお願いいたします」と挨拶をしてから座るようにしましょう。


指定された場合はその通りに挨拶する

「お名前と年齢をお願いします」

「お名前と住所をお願いします」

「お名前と自己紹介をお願いします」


面接官から、挨拶の方法を指定された場合には、指定された通りに挨拶をします。

名前や住所、年齢だけ確認する場合は本人確認だけしている可能性があります。自己PRを求められていないのに、よかれと思って自己PRをはじめてしまわないように注意しましょう。


指定がない場合は名前を伝えて挨拶する

椅子の横に立った時点で、面接官から「おかけください」と言われた場合には、名前をフルネームで名乗ってから「よろしくお願いいたします」と挨拶をしましょう。


かばんの置き方

着席を指示されたときは、かばんを椅子の横に置いて座ります。

かばんを置く場所を用意してくれている場合は、指示された通りに置くようにしましょう。コートを椅子にかけたり、かばんをひざの上に置くことのないよう注意が必要です。


履歴書などの提出資料の渡し方

書類選考がある場合や、エージェント経由での転職面接への応募の場合、面接官はあなたの履歴書と職務経歴書を事前に確認しています。

エージェント経由での応募者が履歴書や職務経歴書を持ってくることは少ないですが、「面接時に原紙不要」と書かれていない限りは提出しておきましょう。

履歴書と職務経歴書を面接官に直接手渡しするときは、面接官に書類を持ってきたことを伝えてから渡してください。書類を提出するときは、封筒から出して面接官が見やすい向きにそろえて両手で提出することが大切です。

履歴書と職務経歴書は、面接官にスムーズに提出できるように、かばんの取りやすいところに入れておきましょう。提出書類の端が折れていると印象が悪くなるので、書類が折り曲がらないよう注意が必要です。

書類を渡した後は、ゆっくりと落ち着いて元の位置に戻りましょう。


席に着くタイミング

あなたの挨拶が終わると、面接官から着席の指示があります。指示があるまで勝手に座らないことが大切です。


【転職面接】面接中のマナー

【転職面接】面接中のマナー
  • 椅子に寄りかからないようにする
  • 面接官の話をしっかり聞く
  • 発生時の声の大きさやトーンに注意する


転職面接は、あなたの発言だけでなく、姿勢や態度、マナーを確認しています。面接官の話を聞いているときの姿勢や態度にも気をつけましょう。


椅子に寄りかからないようにする

転職面接で、椅子に座るときは姿勢を正すことが大事です。

面接官は、あなたが椅子に座っている姿勢を見ています。面接が終わるまで気を抜かないように注意しましょう。

椅子に座るときは、少し浅めに座りあごを引くと背筋を伸ばしやすくなります。


面接官の話をしっかり聞く

あなたの挨拶がおわると、面接官が自己紹介をすることもあるので、部署と名前だけは覚えるようにしましょう。面接官が何人もいるときは、キョロキョロせず話をしている面接官の顔を見ることが大切です。

面接官の話を聞くときは、ゆっくりめの相づちを打ちましょう。緊張してしまうときは、一定のリズムで相づちを打つことで気持ちを落ち着かせることができます。


発生時の声の大きさやトーンに注意する

緊張していると、声は小さくなります。

あなたの声が小さいと、面接官は聞き耳を立てて聞くことに集中することになります。面接官は聞くことに集中するため、どうしても眉間にしわがよってしまうこともあるでしょう。

面接官の表情で緊張が増してしまうことになるので、面接官にあなたの声が聞こえるように声の大きさを意識することが大切です。


通りやすい声を出すための練習

普段から、自分の「声が小さい」「声が通らない」と思う人は、腹式呼吸の練習をしておきましょう。

腹式呼吸は誰でもできます。上を向いて寝転んで「あー」と声を出した状態が腹式呼吸です。仰向けで声を出すと誰でも腹式呼吸になるので試してみましょう。


【転職面接】退室の仕方

【転職面接】面接中のマナー
  • 席を立ったら「ありがとうございました」とお礼の挨拶をする
  • ドアの前で振り返り「失礼いたします」と一礼してから退室する
  • コートは建物を出てから着る


面接が終わり、退室するときは面接会場を出るまで油断しないようにしましょう。

席を立ったら、「ありがとうございました」とお礼の挨拶を言いましょう。挨拶をしてから、荷物を持ってドアに向かいます。ドアの前まで来たら、振り返り「失礼いたします」と一礼してから退出するようにしましょう。

コートや防寒具は、建物を出てから着ます。間違っても、退室前や退室して建物を出る前にコートを着ないように注意しましょう。


【転職面接】マナーで面接官に好印象を与える(まとめ)

【転職面接】マナーが9割!面接官に好印象を与えるためのポイント


転職面接では、マナーが重要です。

マナーが悪いと、どんなに能力が高くても採用されません。逆に、マナーがいいと面接官に好印象を与えます。

転職面接を受けるときは、マナーをしっかりと守りましょう。


転職面接のマナー(まとめ)

  • ノックは3回
  • 普段より少しだけゆっくり動作する
  • 面接官と話をするときは落ち着いて話す


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